子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

身体に入るもの

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コンビニでお茶を買って、ひとくちふたくち一気に身体に流し込むと
おぉ〜染みわたる、五臓六腑に染みわたる!
しおれた身体に冷たいお茶が入ってく感覚。なんとも心地よい感覚を一緒に味わった。




今日は通院の為、半休した。
水産加工会社の現場の温度は、夏には有り難い涼しさ。
ロッカーで着換え会社を出て、駐車場まで歩くと今までいた現場の冷たい空気が嘘みたいだ。
外は灼熱だ。
汗がだらだら流れてくる。

今日は退院してから3回目のCT検査。
半年ずつ行っている。
15時からの予定だ。
それまで、ごはん食べれない。
何も考えず予約を入れたことを悔やんだけれど、その代わり終わったら、おいしいものを食べに行こう。

来週の金曜日、また外来日。
それに合わせ、本日のCT検査の結果と、腫瘍マーカー値結果も分かるように
CT検査の前に採血がある。
元々細い血管が最近では、更に中で注射針より逃げてしまうようになった。
度重なる採血の影響か。
採血センターのマスターというべきか大御所のような存在の熟練の女性看護師さんが打ってくれたが、いつもより、ちょっとだけ時間がかかった気がする。

そして予定の時間より、1時間も早くCTの受付。
待つのかなあ、と思いきやすぐに名前を呼ばれる。
金属モノの衣類を外し、専用のシートに横になる。
最初は、機械に身体を通すだけ。
身体を横にしたシートが自動的に、機械の中に入ってく。
「右のポケットに鍵、入ってませんか?」
看護師さんに言われ
「あ💦」
前回(今年の2月)は、このポケットにカイロ入れてて注意された、学習能力ないね(^_^;)
それから
腕から造影剤が注射で入れられるんだけど。
採血の時と同じ右腕を差し出したが、血管が細い上に、中でまた逃げてしまったようだ。
血管で針を動かされ、痛みが走った。
だめだ。
もとい。
左腕をお願いした。
今度は、一発命中。
やれやれ、今日は注射針3回打たれたことになる。
もう慣れたものだ。
「お薬、入っていきます、気持ち悪くなったりしたら、すぐ言ってくださいね。」
返事をして直ぐに、身体がじわ〜と熱くなった。
造影剤が身体に入ってく感覚だ。
さっき、病院にくる途中コンビニに寄り、お茶を飲んだ時の五臓六腑に染みわたる、あの感覚を思い出した。
身体に入ってくモノだけど違う感覚が。
冷たいお茶を乾いた身体に流し込む、スッキリした「あ〜」っていう、外で飲むビールみたいな、その感覚とは明らかに違う。

CT検査が終わり、お会計を済ませる。
本日9420円也。


さあ、遅めのお昼、おいしいものをいただきに。
今日はレストランさわやか。
「炭火焼ハンバーグさわやか」で提供する通称「さわやかハンバーグ」は、ご当地グルメとして有名になった。
県外からも多くの顧客を呼び込んでおり、休日の店舗の待ち時間の長さはSNSでもたびたび話題になっているローカルレストラン。

メニューは主に
げんこつハンバーグは250g。
おにぎりハンバーグは200g。
今日は控えめに、おにぎりハンバーグを選択した。
もちろん、ライスは大盛り(+50円)だ。
コーヒーはお替り無料。
ごちそうさまでした。




身体に入れるものは
おいしいものだったり。
乾いた身体に入れる冷たい飲み物だったり。


帰り道。
自分のカラダから造影剤のニオイがする。
注射のあと、貼ってくれたガーゼからだ。

本当は分かってるんだ。
こんな薬なんかじゃないって。