子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

使命

このところ続く訃報に驚く。
以前、西島秀俊さんが好きで映画館まで足を運び、
その時観たのが『ストロベリーナイト』。
竹内結子さんが主人公だ。



自分で命を絶つなんて駄目だ。
心底、思う。



生きたくても生きられない人もいる。
3ヶ月の手術治療入院で、知り合ったおふたりの方が亡くなられている。
おひとりの方は
同じ病室で、ご自身も大変なのに、親身に話しかけてくださり不安だった入院生活も、いくらかまぎらわされた。
それまで日常生活においては、なにか問題や分からないことがあると、必ずスマホ検索していたけれど、がん告知されてから病気に関してはその一切が恐怖心から出来ずにいたので、入院生活はじめ色々病気のことも教えてくださったことに本当に感謝している。
過去に、保険会社にお勤めされていたそうでこれに関したことも教えてくださった。
ご主人と別居されていた時に、癌が発覚してすぐに自宅に戻ったことや
ご自身の3人のお子様のことをよく話されていた。
ご長男さんの結婚式を控えていて、当日に着る留袖をオーダーメイドでお願いしたお話。
察するところ、下のお嬢さんお二人の将来、それぞれの結婚式にも、その袖を通しかったであろう。
違う病室だった時は、こちらの病室にわざわざ顔を出してくださり、ベッド横のパイプ椅子に座り、お話してくれた。
花火も一緒に見たね。
ren222ren.hatenablog.com



もう一人の方は、私と同じシングルだった。
私は、もう職場復帰してすぐだったが、その方はまた調子が悪くなって再び入院をしたとメールが届いた。
何か欲しいものはありますか?とメールで尋ねたところ、私が入院中に友人にモスバーガーをリクエストしていたように、同じく食べたいと言うので、買って行き、一緒に病室で食べた。
それから、半年もたっていないのに。

友人でもなく、長いお付き合いでもなく、おふたかにとっても、私にとっても、人生の通りすがりの人間。
だけどわたしはちゃんとメッセージを受け取ったよ。
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人間は身体・心・魂の3つでできていて、それぞれ繋がってる。
私はこれ、信じてる。
生まれ変わりも。

人を殺したらいけない、自分自身にもあてはまる。

自分が出したエネルギー(良い意識、悪い意識)は自分自身に帰ってくる。
そうは言っても、我(ガ)は言うこと聞かない時(後悔先にたたず)もあるし、世の中は理不尽ばかりに感じる時もある。
心はころころ動くものだから、起きていること事象は変わっていくものと思って、その時涌いた感情は味わうけれども流していく、、、これが理想なんだけど、なかなかうまくいかないで感情に翻弄されてしまう時もある。



でもちゃんと生きていかなければならない。
天から与えられた寿命、おむかえがくるまで。