子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

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かもめが群れで飛んでいる。

一羽が海に浮かぶと、まねするように次々と羽を休めた。

 

この市には3つの港が在る。

歩いてすぐのこの港は沿岸漁業中心でサバ、アジ、タチウオ等が水揚げされる。

ここから車で5分くらいの隣の港は遠洋漁業の基地として主にカツオ、マグロが水揚げされ全国有数の水揚げ高を誇る港だ。

目の前にこの港がある場所で、夫婦で洋風居酒屋を営んでいた。

もう何年前だろう、細かく覚えていない。

それをたたみ、義弟がやっていた2号店を引き継いだ。

その店も業績が悪く、売りに出していた住居兼店舗が何年もかかってやっと売れた。

そのタイミングで離婚を切り出した。

あれから5年。

子宮頸がんの手術と治療が終わり2年。

いろんな気づきがあった。

今、こうしてまたこの土地で暮らし始めようとしている。

 

 

リフォーム工事、未だだが、年末年始は新居で過ごすことにした。

テレビも冷蔵庫もないし、お風呂だって電気湯沸かし器からガス給湯器交換工事がまだなので入れない。

空いた時間を見計らって、スーパー銭湯でも行こうと思ってる。

ついでにそこで、垢すりもやってもらうつもり。

初日の出は、もちろん海岸から拝むつもりだ。

 

 

 

正月休みのご飯は、近所のスーパーで出来あいのお惣菜を買う。

ガスコンロとレンジフードの交換工事も未だだから料理が作れないから。

工事が済み、これから本格的に住まうようになれば、玄関からカレーのスパイスのにおいがするような家になるだろう。

家のにおいも家人らしさ。

リフォームが済んだら完成じゃなくてそうやって、日々の暮らしで我が家って出来ていくんだろうなぁ。

そんなこと想いながら、大好きなおさかなでひとりで乾杯する。


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この12月は、職場でのコロナ感染者が出たことから、リアルにこわいなぁって感じた。

それに伴い年明けの入院や手術も。

が、お世話になる耳鼻咽喉科の主治医(こちらのドクターも女医さん)に23日に手術の説明を受けたら、こわばった気持ちも柔らいだ。

それから、コロナの影響もあるこの時節、なるべく長く自宅療養したいと申し出たところ、希望通り1ヵ月の診断書を書いてくれるとのこと。

これが今の私のモチベーションになっている。

甲状腺腫瘍手術、乗り越えて、自分の新しい暮らしを整えていこう。

そのためのロングバーケーションだ。

 

 

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2020年の富士山は雪がないと言われていたが、やっと白さが戻りらしくなった

富士山の左隣は、ドック。

船の点検、修理をするところ。

私ももうじきしたら入院。

ドックみたいなもん。

退院したらまたぼちぼちやろう。
  

 

 

 今年も有難うございました。よいお年をお迎えください。