子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

家上がり込まれ劇場。

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前年度の自治会の組長さんには、参った。

息子さんは県外で働きに出てる、75歳シングル女性で右斜め後ろのおうち。

最近、ガラ携帯からスマホに替え、スマホ教室にも出たが、かけ方が分からないから教えてくれと言う。

次の日は、かかってきた電話の取り方が分からないから教えてくれと言う。

数日して、印鑑の朱肉を貸してくれと言う。

その程度だったら、お安い御用。

大抵来るのは19時。

インターフォンが鳴り、また来たかと玄関を開けると

『もうドキドキして・・。あなたに見てもらいたいものがある!ちょっと上がらせて』

と胸を押さえながらこちらがスリッパを用意する前にこちらの都合も聞かず靴を脱いで上がり込まれた。

前々から愚痴?聞いてはいたが、用件はこうだ。

息子さんの溜まってる市県民税を分納してもらい支払ってるにもかかわらず、今度は請求が10万円来たと言う。

10万はムリだと市役所側に言うと8万でいいと言われたそうだ。

その息子さんなんだけど私と同じ50歳で、どうも仕事が長続きしないらしい。

本来だったら住民税は会社の給料から引かれるものだけれど、アルバイト?派遣社員?非正規雇用者らしい。

その元組長さんが支払いしていて、その領収書と手書きでの、いくつかの勤務経歴と支払った額を書いたものを見てそれで理解した。

見てほしいものとは、このことらしい。

すごく興奮していて大声で

『これだけ払ってるのに未だ払えって言うの!』

って、他にも色々まくし立ててる。

『これじゃあ息子が可哀そう・・』

って支離滅裂なことを言うもんだから、

「朝、早いもんだから8時には横になりたい!」

って、この時はじめて、こちらの都合を述べた。

そしたら、過去に自分に降りかかった幾つかの不幸を語りだした元組長。

お決まりの同情作戦のようだ。

その後なんとかやんわりと帰宅させたが、1時間20分ほどの家上がり込み劇。

私も移り住んでまもなくの土地で、どんな人間かもわからず同情作戦に引っかかり洞察力も薄れていた。

そこに付け込まれたんだろう。

やはり近所でも、評判の良くない親子のようだ。

「困ったときはなんでも言ってくださいね」を真に受けたと思うが

近所づきあいは特に節度ってものがある。

こちらにお金関係のことを言われてもどうすることもできない、ただ聞いてほしいだけのようであるが、それが厄介なのである。

 

孤独とうまく付き合い、可愛いおばあちゃんになろうって決意した50歳の春。

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きょうの雨で終わりかな。