子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

【地域日本語教室】

『もっと日本語、勉強したい』って、

同じ職場で働く、派遣社員のフィリンピン人の女の子がそう言うので調べると、すぐ近くの公民館で毎週金曜日の夜、開講している【日本語教室】。

初日、付き添いのつもりで行ったはずが、

『お手伝いしてくれる?彼女もあなたが一緒に居れば安心するから』と言われ。

ひょんなキッカケで始めた日本語サポーターのボランティア。

それとは、また別の企画で、市では今年2回目になる【日本語教室】が行われる。



 

日本人口は言うまでも無く、減少社会になっている。

こちらの市では水産業が盛んで人材が不足、外国人の力が必要。

今現在、市では5千人余りの外国人が居住し、県内でも比率数としては高い。

市の取り組みとして、カンタンにまとめると、

『外国人居住者に一時的に滞在するお客さんではなく、共に理解と協力をしあい、より良い地域を目指す』多文化共生推進計画を進めていこうというもの。

去年度より【はじめての日本語教室】を開講。

市民より日本語を学びたい外国人とサポーターとして日本人を募った。

そのサポーターに私も応募。

サポーターは80人に及び内訳は一般の他にも自治会や民生委員の方々、学生さんもいる。

外国人学習者は51人。

フィリピン国籍が半分、ブラジルやベトナムなど。

9月から毎日曜日、全10回。

3ヵ月の長丁場になる。

その事前準備として、8月は日曜日3回各2時間、デモンストレーションも含む研修が行われた。

そして、今日が初日。

外国人学習者の日本語レベルに2クラスに分けて実施(入門クラスと初級クラス)。

外国人1人につき日本人サポーター1人がつく。

毎回身近なテーマに沿って、日本人と楽しく交流を楽しみながら日本語を身につける。

本日のテーマは【自己紹介】。

私が担当したのはブラジル人で、日本語はほとんどできない。

最初に顔合わせする前に市役所の方が一言、そう、伝えてくれてはいたが、自己紹介もこちらの教えることをスムーズに理解、うまい具合に活舌よく話せていた。

『ワタシ ノ ナマエハ ○○○○、ブラジルジンデス  ○○ニ スンデ イマス』

『クルマ ガ スキデス』

カタカナで自分の名前も見本は見ながらでも、書けていた。

 

日本語を学ぶというより、対話交流を楽しもうというのがコンセプト。

あっという間に時間は過ぎ、外国人学習者の方々も楽しんでいたようでこちらも充実した時間を過ごせた。

 

今日は富士山見えず。

こちらの市は、フィリピン人が一番多く、2番目はブラジル人になっている。