桜と種まき。
今週のお題「お花見」
ひょんなことから『日本語教室』のお手伝いをすることになった。
毎週金曜日、夜7時からの2時間、近所の公民館で。
事の発端は、職場のフィリピン人クリスが『もっと日本語を勉強したい』と言う。
それならと検索したところ、家のすぐ近所の公民館で『日本語教室』を無料で行っていることを知り、
その情報がフィリピンのタガログ語で公開されていたのでペーストして彼女にメールし、迎えに行き、付き添いのつもりで行った。
『お手伝いしてくださると助かるわ、彼女もあなたと一緒だと安心だと思う』
と、そこで主になってるボランティア女性の一言で。
日本語教室のお手伝いというのは教える側のことだけど
相手国の言葉が話せなくても、今の時代スマホという超便利なアイテムもあるし、言葉を教えることは充分にできる。
フィリピンは英語圏なので、この点も助かる。(言えるほど英語は話せないけど(^_^;)
1日目、
教室の代表者の小柄な高齢女性のその方は
髪はシルバーグレイのベリーショートで、色落ちしたジーンズを小粋に履きこなし、快活なお話で私達を楽しませた。
日本ではお酒を飲んで自転車に乗ってはダメとか、お金の貸し借りはトラブルに巻き込まれるからだめ、パチンコもやらない方がいいとか
アドバイスを混ぜ込みながらの、お話にずっと笑いっぱなしだった。
遅れて来た、同じ職場の18歳のフィリピン青年3人も加わり、彼らは
祖国の挨拶の文化や果物の種類をスマホを使って教えてくれた【とにかく、フィリピンは果物大国らしくて分からない名前と、見たこと無い果物がいっぱいで驚いた】
こうして楽しい日本語教室が始まった。
クリスは宇多田ヒカルの唄「firstlove」が好き。
こないだは中島みゆきの「糸」を聴いていた。
ネットフィリックスでこれらが主題歌になってる映画を観たと言ってた。
英語に翻訳されてないの、観ても「わかんないじゃん?」って聞いたら
嬉しそうに『ダイジョウブ♡』って答えてたけど、当然、もっと日本語が分かるようになればいいよねぇ。
18歳の青年たちは日本のアニメが好き。
多分、私が知ってる共通のアニメと言えばドラえもんしかないだろうけど、教材のようになるいいツールにならないかなぁ。
今日は、とうもろこしとジャンボピーマンの種を蒔いた。
うまく育つといいけどなぁ。