子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

なんだかインドな日◆インドカレーとサールナートホール



こないだはサジットさんちのスリランカカレーを食べに行き

今回は、本格インドカレーだ。

なんだか異国のカレーを食べ歩くカレー好きさんのように思われるかもしれない。

 

まったく違う。

 

 

病気になって身体への働きかけはもちろん色々と勉強していくなかで新たな発見をしたことからだ。

薬膳とかオーガニックとかのワードやそっち系の出店イベントがあるとカレーがよく出てくる。

なぜ?

それは、カレーにはすばらしい宇宙があった。

それは、スパイスの中にも隠されていたのだった。

 

インドは、認知症や癌が少ないらしい。
カレーに含まれる野菜やスパイスのターメリック(ウコン)あの黄色いやつが、どうも、そのリスクを低くしているという。

それからインド人は野菜や豆や果物をたくさん食べている。
ターメリック以外にもこの植物性の食べ物がよい影響を与えている。

アメリカ人は肉が多い食事で、それでいて野菜や豆が少ないため活性酸素を増やし、その結果がんの罹患率を高めているが
肉を食べる量を減らして、野菜や豆を摂取することで
大腸がんの発生率を抑えることができるらしい。

で、このスパイス、ターメリック(ウコン)の主成分のクルクミンってのが、いい仕事をするらしい。

その働きって?

■肝臓や胃の機能を改善させる。

■がん細胞の増殖を抑える効果があると言われている。

■これまでに抗炎症、抗酸化、抗菌、免疫をあげたり高血糖を抑えるなど多くの薬効が報告されている。

「そうなのか!

カレーやご飯のただの色付け役のスパイスじゃない、人間の身体の細胞への働き!立派な仕事してるんだ!」

ということで、にわかカレー崇拝者になった。

 

 

にわかカレー崇拝者としては

やっぱり本格的なこのスパイスを実際に使われているであろうお店に行くべきだ。

あのフランチャイズチェーンのCoCo○番屋も間違いではない。

が、1番とも言い難い。

あくまで主観だが、あの某大手ハウ○食品さんの子会社ゆえに固まり(ルー)を溶かして料理しているようなイメージがある。

本格的なお店では、スタッフが

インド人でなくネパール人だろうが、異国の本場の人間が創ってると思うと、なんだかスパイスの効能も説得力が増してくるし、お店の雰囲気も楽しみたい。

と、いうことで行った先がコチラ

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その名もチャイ。

お客さんは誰も居なかった。

心配になった。

何が?と言えば、こちらのお店の評価でなく

このご時節だ。

外食に赴いた自分、大丈夫か。

先日も、東京より里帰りした感染者が、こちらの市内で公表されたぢゃないか。

そんな気持ちが一瞬よぎると同時にネパール人と思われる(ある方のブログで確認済)スタッフさんがお水とおしぼりを持ってきてくれた。

今日のランチは「オクラとチキンカレー」。


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迷わず、お願いした。

チキンだが、

ブログカテゴリーはビーガンお店屋さんになっているが、あくまでも、タイトルは「ゆるゆるな玄米菜食」だ。

そうゆう時もある💧

独断でゆるゆるなのだ。

 

ライスの米がながーい。

これは、20数年前のタイ米騒動を思い出させる。

冷夏の影響で、国産のお米が不作になり、タイ米が店頭に並んだ時世があった。

平成の米騒動とも言う。

あの頃、タイ米は不評だった。

なんだかパラパラしてて和食向きではないねと。

そうだ、カレーにはこうしてあっている、すごくあってる。

色もターメリックスパイスでキレイに染められていて。

相性というものは、うまい具合にできてるものだ。


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ネパールと言えば、ヒマラヤだ。

ヒマラヤ聖者のヨガ指導者瞑想マスター、相川圭子さんが好きなので親近感が湧く。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇
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帰りは、お寺、宝泰寺(ほうたいじ)が運営しているミニシアター映画館

サールナートホール」に寄った。

サールナートホール」のサールナートとはインドの地名でお釈迦様が初めて仏の教えを説かれた場所だそうで、そこから始まるある物語の、ご住職の思いから名付けられた。

映画も前の会社で半休して何度も観に来たり、去年、亡くなったお義母さんと観に来たこともあり。

京都学講座や健康学講座などイベントも多数開催されている。(現在はコロナ感染症予防のため中止)

建物外観もそうだが、なかも趣きがあって落ち着く。


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ミニシアターもコロナ影響でお休みしたのち再開したのだろう。

今度は、ゆっくり映画を楽しみたい。

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こちらが向かいにある宝泰寺(ほうたいじ)。

もう何年も、ご無沙汰していたが、月に一度、日曜日の早朝に座禅とご住職の法話があり数回程度だが、経験させて頂いたことがある。
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ご住職は藤原東演さん。

京都大学法学部卒業。著書も数十冊ある。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏の生き方は、禅道そのもの。だと言う。

着てる服もいつもシンプルだったし、物をもたないミニマリスト的な思考は禅からきてるって読んだことがある。

禅も、瞑想も違いがあるのだろうけれど、よく分からない。

瞑想の方だが、

私が、瞑想に興味を持った理由は、まだガン告知される数カ月前だった。

心の平和と言ったところだろうか、安定した気持ち、常に自分の感情をコントロールできるようになればいいのだけれど

という理由から。

なかなかうまくいかないなあ。

本当に修行みたいなもんだなあと思う。

それでも、その時期に知ったのもなんかの導きかなあなんて思ったりする。

 

雨がふったりやんだりの。

カレーと仏教関連と。

なんだかインドな

 

そんな1日だった。