子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

コロナウイルスによる個人的な影響▪危機感▪

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http://shimizumari.com/fuwa2li

 

 

 

 

マスクが苦手で、つけずに朝の電車通勤。

咳払いしたところ、白い目で見られたとリンパ浮腫の治療院の先生の、お知り合いの方のお話。

1ヶ月前は笑い話だった。

 

 

連日、今日は感染者が何人だとか日増しの報道がされている。

明日は我が身のような。

 

 

目に見えないウイルスの怖さ。

 

 

横浜で、「自粛反対」デモがあったそうだが。

「横浜には騒ぎが必要だ!」の考えからのデモだそうで。

「コロナに勝つぞ!自粛しねーぞ!」

と。

でも、ひとりの問題ぢゃないから自粛なんだよ。

危機感のヘッタクレも無い話だ。

この方達は、よほど健康に自信があり、病の苦しみを知らないのではないかと予測せざるおえない。

私も以前は、そうだった。

喫煙もしていたし。

熱が出るってこともあまりなかったなあ。

花粉症もなく、肩凝りと偏頭痛がたまにあるぐらいで。

 

 

 

「危機感」と言えば

ips山中教授も

「日本だけ例外であるはずがない」

「このまま終わると思えない」

と、強い危機感を示している。

 

 

 

 

一昨年の入院中だったか。

放射線科外来の待合で、ソファーに腰かけてると、掲示板に1枚のポスターに目が止まった。

藤本義一さんのアスペストによるポスターだ。

「なんでおれが」の活字と。

 

藤本義一さんと言えば私は頭が真っ白で文化人のイメージだ。

顔を見れば、名前は出てくるレベルだけど、あまりよくは知らなかった。

 

2011年平成25年)1月12日、神戸市内で開かれたシンポジウム「震災とアスベスト」で、娘の中田有子が初めて父の死について語った。その中で、藤本が中皮腫を患ったのは、阪神・淡路大震災の際にアスベストを吸ったことが原因かも知れないとし、「その怖さを多くの人に知ってほしい」と訴えた。藤本の実家のある兵庫県西宮市周辺は、震災で大きな被害を受けた。水道も止まり、粉塵が立ちこめる中、藤本は児童施設の立ち上げに奔走するなど、復興支援活動に熱心に取り組んだ。そのために長期間にわたってアスベストを吸ってしまう環境にいた事が結果として命を縮めることになったのでは、との考えを示している。

           Wikipediaより引用

 

アスベストにより悪性中皮腫ガンと闘った藤本義一さん。

そのポスターは

やや傾いたドアップの藤本義一さんに

「なんでおれが」の大きな活字。

これは、もしあなたの病気がアスベストと関係している可能性があると思う方は、ひとりで悩まずにご相談ください・・・のような患者会の案内の内容のポスターだったような曖昧な記憶がある。

 

この時節、宮藤官九郎さんもコロナに感染した。

「まさか自分が」

みんな、思うことは同じだ。

 

 

だれも好きで病気になる人間なんていないだろう。

長期間のきついストレスで、ならざるおえないというのはあっても。

私も癌告知された頃は、「なんで私が」って思えば思うほど、喉の奥が痛くなって。

泣いた。

その藤本義一さんのポスター「なんでおれが」を見た時、

(あーやっぱりみんな一緒なんだなあ)

って。

あの時の自分がよみがえった。

 

 

コロナに関して。

危機感を持つこと。

それが、自己防衛につながる。

厚生労働省が、感染リスクを下げるために3密を挙げた。

  1.換金励行

  2.人の密度を下げる

  3.近距離での会話や高唱を避ける

を遵守し、「密閉」「密集」「密接」を避けて生活するように。

「不要・不急の外出を控えること」

「手洗い・殺菌の実施」

「充分な栄養補給と休息を取り、免疫力を高めること」

 

感染していても、無症状のまま、身近な人に移してしまう可能性がある。

ひとりひとりが、心にとどめていきたい。

 


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さくら

まだ本気咲きでない。

この地域は

暖冬ゆえに、のんびり目が覚めてない様子。

見に来る人も少ないから

さくらも、ねばってるのかなあ。