子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

選挙日・・・。

4年前

『エベリン』って名前のフィリンピン人女性が、私より3週間ほど遅く入院してきた。

入院中は大抵、横になってたけど、病棟のホールや廊下ですれ違うと、ヒマに任せ、話をしてたことがあった。

フィリピン、あの頃の大統領はドゥテルテ。

ドゥテルテ大統領はお金持ちの出だけれど、貧乏な私たちの味方。

彼はヒーロー。』だって、そんな内容の話、したっけなぁ。

彼女も、私と同じ子宮頸がんだった。

入院されてる他の癌患者さんは卵巣がんの方が多く、同じ手術内容だったけれど、治療法は抗がん剤の薬種は違い、放射線がプラスされた。

退院も私の方が早かったから、バイバイを言いに行ったら彼女は笑顔で

『radiation(放射線)、オナカ、イタイ、トイレ、タイヘンネ』って。

そのエベリンの言葉を聞いたら、もうひとりの自分を見たような共感MAXになって、

その場で号泣してしまった。

エベリンは抱きしめてくれた。

自分もつらいだろうに、つよいなぁって感じた。

それから、しばらくして、通院時に会計場でエベリンと会うことができた。

喉の辺りを触りながら『マダ、ココ、アル』って言ってた。

子宮と卵巣を全摘した影響だろうか。

私と同じ、甲状腺腫だったんだろうなぁ。

 

エベリン、きっと今は

元の生活に戻って、元気に過ごしてるよね。

 

私は水産加工場で外国人労働者と一緒に働いてる身だけど、

個人的に、政治的に言うなら外国人労働者を減らして、日本人の雇用が増えればいいと思う。

将来的に日本は、人口減少が進んでいく一方だから頼らざる負えないけど。

そもそも、世界人口は増えてるのに、なんで日本の人口は減っていってるんだろう。

あ、話がそれちゃった、ちがう、そっちの話じゃなくって。

阿部さんが、あんなことになってしまい本当にショック。

派遣で職場で一緒に働いてるフィリンピン人のSNSにも何枚もの阿部さんの写真と共に【アベサン、アイシテル】やお悔やみの言葉が投稿されていた。

その投稿からは、彼女の強い親日も感じたけれど

フィリピンは国民性からか、大統領が英雄化されているように感じる。

日本には当然、そんな文化は無い。

むしろ美化されても困る。

なんだかんだと国民が関心を持ち、意識を高めてくことが大事で、発展ってそういうものだし。

だからこそ、今日の選挙投票率は高いものでありますように。

 

 


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フィリピン、ミンダナオ、ダバオで。

熱い歓迎を受けて

ドゥテルテ大統領に続き、阿部さんもヒーローのよう。

 

 

 

こんな形で悔しい。

国内では未だまだ、問題も山積みだったでしょうが、

功績に敬意を表します。