子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

がん治療回想録

一粒万倍日。

手術の後遺症といえる左足のリンパ浮腫は 最近は、半年に1度の頻度の通院日になっている。 圧が強い弾性ストッキングを日常、はいているが、これは劣化すると圧が弱くなり効力も薄れるので、半年に1度の交換になる。 それに合わせ、通院日も半年に1度。 前回…

買ってよかったもの色々とまだ・・。

おでんの季節。この辺りのはんぺんは黒。イワシの魚肉。 今週のお題「買ってよかった2022」 『買ってヨカッタ2022』って過去形にしたかった。 当初の納車は12月中と言っておきながら、半導体不足やコロナ禍で、1月をまたいでしまうかも・・。 って言うんだよ…

ヴィーガンランチと街散策。

今川義元像、手前は竹千代像。静岡駅前。 昨日は久しぶりに街に出た。 3年ぶりくらい。 時節的なことではなくて、畑作業もあるし、住宅購入してから家にいるのが一番落ち着くことから、旅行はもちろん外出もそれほど無かったなぁ。 ヴィーガン食堂でお昼。 …

選挙日・・・。

4年前 『エベリン』って名前のフィリンピン人女性が、私より3週間ほど遅く入院してきた。 入院中は大抵、横になってたけど、病棟のホールや廊下ですれ違うと、ヒマに任せ、話をしてたことがあった。 フィリピン、あの頃の大統領はドゥテルテ。 『ドゥテルテ…

『なんで抗がん剤なんかやったの?』後編

子宮頸がんは子宮頸部からリンパに乗って、足の付け根や他のリンパ節に転移していく可能性がある。 これを防ぐためリンパ節を切除し、がんを取り除こうとする治療を「骨盤リンパ節郭清」という。 このリンパ郭清、術後に【リンパ浮腫】という厄介な後遺症が…

すいかの思い出(後編)。

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 アパートで過ごすお正月は、お雑煮を頂いた。 おばあちゃんが作るお雑煮はお野菜がたっぷり入ってて、おいしかった。 そんな頃最初の冬から2回目の年が明けて 身体に不調を感じ、近所の産婦人科に駆…

偶然は必然か。

今週のお題「おうち時間2021」 GWはもちろん畑だ。 4月は 夏野菜の苗の植えつけ前に、土づくりをしなければならないのだけれど、週末の天気に左右され、1日でできなかった。 そこで畑の面積半分ずつ、作業をすることにした。 畑耕すのも、体力がいる。 畑半…

使命

このところ続く訃報に驚く。 以前、西島秀俊さんが好きで映画館まで足を運び、 その時観たのが『ストロベリーナイト』。 竹内結子さんが主人公だ。 自分で命を絶つなんて駄目だ。 心底、思う。 生きたくても生きられない人もいる。 3ヶ月の手術治療入院で、…

生命保険について

今週のお題「もしもの備え」 台風のシーズン到来だ。 備えと言えば、拙ブログタイトルからすれば『生命保険』の件は外せないだろう。 今回の記事画像 生命保険ということで某アフ〇ックをイメージしてあひるにしてみた 癌告知されるちょうど1年前の誕生日だ…

「ついのすみかさがし」についてが原動力

今週のお題「2020年上半期」 今年のお正月休みは、東京へ行ったのに、今となっては考えられない事態となっている。 春には、志村けんさんが亡くなった時点で、ガンサバイバーのこの身体、手術と治療の影響で、コロナに感染した場合、重症化するんぢゃないか…

患者会とブログの存在

今さら改めて言うことでもないけど患者会も、そろそろ卒業しようと思う。去年は、月に1度の会も6、7回は参加しただろうか。 私がお世話になった患者会は女性特有のがん(婦人科がん、乳がん)体験者を応援するNPO法人グループで、内容は、お話することでの分…

365日の紙飛行機とコントロール

https://youtu.be/QzdVdGCErzc 数ヶ月前、どなたかのブログで toshiさんのこの動画のupと共に、ガン闘病中、この歌を聞いて泣いたと綴られていたのをたまたま見た。 似た人がいるんだなあと思った。 私も、ガン告知後入院する前や退院後の自宅療養中、テレビ…

コロナウイルスによる個人的な影響▪危機感▪

http://shimizumari.com/fuwa2li マスクが苦手で、つけずに朝の電車通勤。 咳払いしたところ、白い目で見られたとリンパ浮腫の治療院の先生の、お知り合いの方のお話。 1ヶ月前は笑い話だった。 連日、今日は感染者が何人だとか日増しの報道がされている。 …

3人目の主治医、別れと感謝

「次回は5月1日にしましょうか・・・今度から主治医は〇〇先生になります」 「えー先生・・・もう異動されるのですか?」 まだ、あと半年ほど、お付き合いして頂くものと思っていたのに。 びっくりして、涙が出てしまった。 だってたまらなく良い女医さんだ…

薬とのつきあい方

http://shimizumari.com/fuwa2li 4月から、日本のドラマ史上初めてとなる病院薬剤師を主人公としたテレビドラマが放送されるそうだ。 原作は「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」 という漫画。 ドクターや看護師が主人公のドラマ等はあるけれど、薬…

生きてるだけで丸儲け

私が、癌治療した前年、ビットコインが価格上昇して多くの注目を集めた。 証拠にもなく、私も次の年明け早々、仮想通貨取引所コインチェックとザイフに登録した。 その後、もうひとつの取引所も開設した。 記憶が曖昧だが、コインチェックでは何か不具合があ…

下腹部リンパ浮腫

やっぱりこのぷるんぷるんはそうだったのか……💧

回想録 その6  排尿障害

最後の抗がん剤が終わり、放射線が数回残っている。 今日の朝の回診はあのいつかのひょっこりはんだ。 私の腫瘍は4cmと大きかったらしく 「手術時は膀胱の神経にだいぶ触ったと思われる…で…排尿障害は1年くらい続くかもしれない」 と先輩医師ひょっこりはん…

回想録 その5 食べたいときに食べたいものを

毎週火曜日が抗がん剤点滴。 朝、研修医の先生が点滴の針を刺しにくる。 看護師さんの方がうまいのに…抗がん剤は癌細胞をたたくけど良い細胞にも影響する。 薬が漏れて肌に触ってももちろん影響あるし、だから一大事みたいな感じで研修医の先生が入れてくれ…

回想録 その4  抗がん剤と放射線

本当に暑い夏だった。 連日、猛暑やら熱中症やら言われてる。 7月5日手術が終わって排尿障害が残り、自己導尿(自分で膀胱にカテーテルを入れ導尿を促す)がクリアできたので、退院日か決まった。 が、しかし、陰部のむくみがひどく(術後によるリンパ浮腫)うま…

回想録 その3 排尿障害

肌は弱い方で、何に反応してるのか、たまに赤くなって痒くなるときがある。 あのいつかの内診してくれたひょっこりはんみたいな先生の声が聞こえた 「何か、湿疹かな」「肌弱いらしいです」と麻酔科の先生。 手術前日の麻酔の説明の時、肌の状態も説明してお…

回想録  その2広汎子宮全摘出術

検査、検査で忙しい日が続く。他病院へPETをとりに行った。 そこはホテルのロビーのような待ち合いだった。 膀胱にも転移してないか内視鏡もとった。転移はなかった。ひとまず安心。 7月2日入院決まる。 手術日も7月5日に決まった。 子宮、卵巣、全摘。骨盤…

46歳、子宮頸がんに

2018年も終わるところ。 今年9月27日に治療も終わり、退院した。 これは回想録。 うちの会社は休まず一年を過ごすと、年初の会社の全体朝礼で皆勤賞として10万円を頂き、表彰される。 二年半前に離婚と共に職も変え、以来欠かさず、皆勤賞だった。風邪もひか…