一粒万倍日。
手術の後遺症といえる左足のリンパ浮腫は
最近は、半年に1度の頻度の通院日になっている。
圧が強い弾性ストッキングを日常、はいているが、これは劣化すると圧が弱くなり効力も薄れるので、半年に1度の交換になる。
それに合わせ、通院日も半年に1度。
前回通院日6月より
体重マイナス3kg。
足周りの左右差(むくみ)ほぼ変わらずで良好だった。
体重が減ったのは、最近の残業時間と作業量の多さからだろう。
食べ物も睡眠時間も特に変わったこともないから。
あっ、・・お正月をひかえていた・・プラマイゼロにならないように気をつけよう。
先生は、先日リンパ浮腫の講義を終えたばかりで
今年は何名見えて、ZOOM実施の影響で関東から参加された方もいらしたと話す。
コロナ禍の唯一の利点かもしれないZOOM、移動代がかからなくていい。
リンパ浮腫の勉強会も、全国的にもっと拡がればいいなと思う。
ZOOMと言えば、来月、東京池袋で世界の瞑想マスター相川圭子さんの講話がある。
もちろんリアル参加でもOK。
【オンライン】シッダーマスターヨグマタ相川圭子新春特別講座1/12 | 池袋コミュニティ・カレッジ
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治療が終わり、有休日ランチ。
最近はここのお寿司が定番化してる。
人気の格安お寿司店だから、そりゃ開店前から並ぶ。
今日は潮風が強くて、冷たかった。
どこのテレビ局かわからんけど、並んでるテイを映したいらしい。
顔はモザイクかけて映さんらしい。
(そうして!ばれて平日にサボってる人間と思われたら困る)。
◆◆◆◆◆
納車は12月の予定と当初は言っていたが、1月にかかるかもしれないと言い
結局、いつになるのか話は煮詰まったか問い合わせると
『ボクもつついてるんですが、まだはっきりといただけなくて・・』
と言う。
今日は一粒万倍日といって、縁起の良い日らしく納車日もこういう日だったらなと思いながらも、そういうのは昔から気にしたことは無いから
「まぁ・・いつでもいいか」って思ったり。
それから住民票が必要になりますと言うので市役所へ取りに行った。
そう言えば、コンビニに行けばマイナンバーカードでそれほど待たずに発行できるんだっけ。
まぁいいか、富士山きれいだったから。
買ってよかったもの色々とまだ・・。
今週のお題「買ってよかった2022」
『買ってヨカッタ2022』って過去形にしたかった。
当初の納車は12月中と言っておきながら、半導体不足やコロナ禍で、1月をまたいでしまうかも・・。
って言うんだよねぇ。(6月に注文した)
日頃から、愛車でドライブなんて頻繁にするタイプではなく、もっぱら通勤、畑、買い物程度だけれど、せめて、暮れ正月休みには迎えたい。
新車、黒のハスラー。
『買ってヨカッタ2022』のはず。
自家製野菜、例えばかぼちゃをつぶしてスープにしたり、かぼちゃプリン食べたくて、ブレンダー買ったけど。
かぼちゃ収穫、まだ早いみたい。
ふるさと納税『買ってヨカッタ2022』のはず。
明日の到着予定。
【楽天市場】【ふるさと納税】数量限定 鹿児島県産 豚肉 小間切(白豚) 500g×4 (2kg) |鹿児島 大崎町 豚肉こま切れ 小間切れ 切り落とし 肉 国産 豚:鹿児島県大崎町
2022ふるさと納税購入品6000円で~す、どんなもんかなぁ(*´ω`*)
◆◆◆
渡辺徹さんが敗血症のため亡くなったと。
どういう病気の経歴で敗血症に至ったか分からないが、私も子宮頸がんのリンパ郭清によって、後遺症のリンパ浮腫になり、蜂窩織炎(ほうかしきえん)ってもんになったら敗血症になる可能性もあると、入院中、看護師さんから説明を受けた。
常にそれに不安を感じてる訳でも無いけど1年に1度、
がん患者会主催で通院先の先生が講師を務めてくださる『リンパ浮腫講習会』に参加している。
NPO法人 オレンジティ | がん患者会、女性特有のがんのセルフヘルプグループです。
リンパ浮腫というのも、全国的にみて専門の先生は少ないみたい。
病院で受けた説明と小澤先生が言うことと、若干温度差があったりするんだよねぇ。
自分を守るためにも、このような勉強会は大事。
コロナ禍になってからZOOMが主流になったが遠方からも参加できるし、有難いツールになってる。
定例会『正しく学ぼうリンパ浮腫』要予約
医療従事者向けの講義もあります。
12月11日(日)午前と午後
患者さん向けの部 10時~12時
医療従事者の部 14時~16時半
ヴィーガンランチと街散策。
昨日は久しぶりに街に出た。
3年ぶりくらい。
時節的なことではなくて、畑作業もあるし、住宅購入してから家にいるのが一番落ち着くことから、旅行はもちろん外出もそれほど無かったなぁ。
この辺りは、城下町の影響か鷹匠(たかじょう)って名前の地域。
ロコマニさんへ。
玄米と6分づき麦入りごはんのハーフ&ハーフ。
美味しすぎる・・大盛りにすればよかった・・。
これ全部、お野菜の総菜、魚やお肉でなくてもご飯が進むおいしさ。
最近、米粉が気になってる。
ここでは、国産米粉に栄養豊富なオーガニックコーンミールと大豆粉と北海道全粒粉をブレンドしたオリジナルパンケーキミックスが数種類、売られていた。
米粉のガトーショコラ用とかあった。
食事を終え、街を散策。
静岡市では毎年11月初旬『大道芸ワールドカップin静岡』が開催される。
もう20年くらいやってるのかなぁ、静岡市の秋の風物詩みたいになってる。
今年は3年ぶりに11月4日から6日に開催される予定。
開催期間は150万人以上が訪れ、駿府城公園や街のいたるところに仮装した人やピエロがたくさんいて、ストリートや各公園でパフォーマンスが見られる。
人だかりの中、よりよく見れるように脚立を持ってきてる観客も珍しくない。
今年はやっぱり、コロナで規模も縮小らしいけれど、できれば行ってみたいなぁ。
アイスが食べたくなった。
涼しくなったとはいえ、結構、歩いたら暑くなってきたから。
◆◆◆◆◆高額療養費制度を財務省が見直しへ◆◆◆◆◆
入院治療の際は、高額療養費制度は本当に有難かった。
県民共済で70万ほどおりたけど、この社会保障制度には助けられた。
今は4分の1が国が負担、4分の3が地方自治体が負担してて、見直しってどういう事か、わからんけど防衛費増額するとかだったら、国民がそもそも医療保険を抑えられるように国はもっと予防医学の方にフォーカスして欲しいと願う。
選挙日・・・。
4年前
『エベリン』って名前のフィリンピン人女性が、私より3週間ほど遅く入院してきた。
入院中は大抵、横になってたけど、病棟のホールや廊下ですれ違うと、ヒマに任せ、話をしてたことがあった。
フィリピン、あの頃の大統領はドゥテルテ。
『ドゥテルテ大統領はお金持ちの出だけれど、貧乏な私たちの味方。
彼はヒーロー。』だって、そんな内容の話、したっけなぁ。
彼女も、私と同じ子宮頸がんだった。
入院されてる他の癌患者さんは卵巣がんの方が多く、同じ手術内容だったけれど、治療法は抗がん剤の薬種は違い、放射線がプラスされた。
退院も私の方が早かったから、バイバイを言いに行ったら彼女は笑顔で
『radiation(放射線)、オナカ、イタイ、トイレ、タイヘンネ』って。
そのエベリンの言葉を聞いたら、もうひとりの自分を見たような共感MAXになって、
その場で号泣してしまった。
エベリンは抱きしめてくれた。
自分もつらいだろうに、つよいなぁって感じた。
それから、しばらくして、通院時に会計場でエベリンと会うことができた。
喉の辺りを触りながら『マダ、ココ、アル』って言ってた。
子宮と卵巣を全摘した影響だろうか。
私と同じ、甲状腺腫だったんだろうなぁ。
エベリン、きっと今は
元の生活に戻って、元気に過ごしてるよね。
私は水産加工場で外国人労働者と一緒に働いてる身だけど、
個人的に、政治的に言うなら外国人労働者を減らして、日本人の雇用が増えればいいと思う。
将来的に日本は、人口減少が進んでいく一方だから頼らざる負えないけど。
そもそも、世界人口は増えてるのに、なんで日本の人口は減っていってるんだろう。
あ、話がそれちゃった、ちがう、そっちの話じゃなくって。
阿部さんが、あんなことになってしまい本当にショック。
派遣で職場で一緒に働いてるフィリンピン人のSNSにも何枚もの阿部さんの写真と共に【アベサン、アイシテル】やお悔やみの言葉が投稿されていた。
その投稿からは、彼女の強い親日も感じたけれど
フィリピンは国民性からか、大統領が英雄化されているように感じる。
日本には当然、そんな文化は無い。
むしろ美化されても困る。
なんだかんだと国民が関心を持ち、意識を高めてくことが大事で、発展ってそういうものだし。
だからこそ、今日の選挙投票率は高いものでありますように。
フィリピン、ミンダナオ、ダバオで。
熱い歓迎を受けて
ドゥテルテ大統領に続き、阿部さんもヒーローのよう。
こんな形で悔しい。
国内では未だまだ、問題も山積みだったでしょうが、
功績に敬意を表します。
『なんで抗がん剤なんかやったの?』後編
子宮頸がんは子宮頸部からリンパに乗って、足の付け根や他のリンパ節に転移していく可能性がある。
これを防ぐためリンパ節を切除し、がんを取り除こうとする治療を「骨盤リンパ節郭清」という。
このリンパ郭清、術後に【リンパ浮腫】という厄介な後遺症が現れる場合がある。
それは、術後すぐになる人もいるし、10年経過してから症状が出る人もいて様々。
私の場合は、術後1年も経たないうちに、左太ももに2,5㎝ほどの浮腫みがでて、医療用弾性ストッキングを生涯、着用することになった。
リンパ管というのは、皮膚のすぐ下を通っているので、強い力でのマッサージは禁忌。
実際に、リンパ郭清された方が、そんな医療知識のないマッサージ店へ行きマッサージを受けたところ、2cmほど浮腫み、元に戻すのに1年かかったと、現在通院している治療院の先生から聞いたことがある。
強い力のマッサージで、リンパ管がつぶれリンパ液が滞って浮腫みが出たと思われる。
蚊などの虫刺されも、そこから雑菌が入り蜂窩織炎になり重篤な結果になることもあるらしい。
術後の私の足は、トリセツが必要になった。
弱めのマッサージでと
前回と同様に女店主にこれらを説明する。
足裏をぐしゃぐしゃと、もみほぐされ、軽石で削られた。
マッサージされながらそして戦闘態勢ながらも会話は進んでいった。
女店主の仕事仲間が肺がんに罹患したという。
やっぱり東洋医学派だから,
抗がん剤は受ける気持ちは無かったのだけれど、罹患した身体の状況やタイミング、それから良い主治医との出会いがそうさせたらしい、
以前とは考えが変わり、抗がん剤も受け入れられたというような話を聞いた。
いつの間にか
女店主は私の話に寄り添うように、頷いてくれるのに気づいた。
そのお仕事仲間の影響があるかわからんけど。
以前感じた主観で正論を振りかざすものは感じず、私の言葉に同意する返事が多く聞かれた。
自分の足裏がつるつるになって、ほぐされてくように、こちらの戦闘態勢も失せていた。
マッサージが終わって、お茶を出してくれたその頃は自然とはずんだ会話になっていた。
そうそう、料金は2100円也。
ボランティア価格なんだって。
有難う。またくるね。
女店主が教えてくれた がん統合医療にとりくむ医師や専門家の講演。
タイトルに【がん治療に新たな選択肢を】とある。
がんに罹患されている方やサバイバーの方だけではなく、予備知識としても、ぜひたくさんの人たちに関心を持ってほしいです。
すいかの思い出(後編)。
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
アパートで過ごすお正月は、お雑煮を頂いた。
おばあちゃんが作るお雑煮はお野菜がたっぷり入ってて、おいしかった。
そんな頃
最初の冬から2回目の年が明けて
身体に不調を感じ、近所の産婦人科に駆け込んだんだった。
総合病院での精密検査を言われ、いろんな検査を順番にこなしていき、手術入院することになった。
しかし入院日が近くなっても、その準備が進まずにいた。
まただ。
アタマの整理がつかない。
胸の内はどんより重くて、何から手を付けていいのか分からなくなっていた。
先々の準備よりも、癌告知されたことの方がショックで、重い感情の方が先に立ち、入院中はどんなメンタルで過ごせばいいのかとか、諸々の気持ちの渦が駆け回っていた。
コンビニの帰り、急に涙がでて止まらなくなったこともある。
誰に頼ればいいのかと思い、20年ぶりに旧友宅を訪ねたりもした。
今になって、思い起こせば なんて自分って本当に依存心が強い人間だろう。
未知の試練に誰かに寄りかかりたい思いがあった。
『れんちゃん、入院の準備できた?』
って、入院数日前に、お隣りのおばあちゃんがピンポン鳴らして来てくれた。
部屋の中を見渡したんだけれど、本が山積みされてるだけで、程よく散らかった私の部屋を見ておばあちゃんは、悟ったらしく、ご自分の家で使われていないバスタオル類なんかを用意してくれた。
それから7月5日に手術が終わり、今度は抗がん剤と放射線治療のための入院に切り替わった。
猛暑が連日、叫ばれてた夏だった。
おばあちゃんは、『入院したら必ず行くからね』って言ってくれてたけれど隣のS市からはバスと電車で1時間はかかる。
申し訳なかった。
お見舞い前日、
『なにか食べたいものはありますか』とメールを頂き、『すいか』と答えた。
あの頃は、友人にもすいかをリクエストしていた。
すいかって元々、それほど好物ではなかったけれど。
時期的にも丁度良かったんだよね。
あんなに暑い日の中、お見舞いに来てくれた日、
病室でおばあちゃんとふたりで食べたすいか。
あれから、3回めの夏だ。
コロナ渦はワクチン普及はしてるものの益々、ひどくなってる。
おばあちゃんは2度目の接種をしてから、2週間経って免疫効果が出る時期になったと言っていた。
おばあちゃんちで食べる自作のすいか。
私ひとりでなんだか感慨深かったけど。
『今年初物のすいか!わぁ、うれしい』ってとなりのソファーで無邪気に喜んで食べてくれたおばあちゃん。
今度は
夏野菜の収穫が終わったら、冬のお雑煮のお野菜の栽培に力を入れる予定。
『遠い親戚よりも近くの他人』と言うけれど、本当にお世話になった。
有難うございます。
偶然は必然か。
今週のお題「おうち時間2021」
GWはもちろん畑だ。
4月は 夏野菜の苗の植えつけ前に、土づくりをしなければならないのだけれど、週末の天気に左右され、1日でできなかった。
そこで畑の面積半分ずつ、作業をすることにした。
畑耕すのも、体力がいる。
畑半分、今日やっと植えつけが終わった。
植えつけのタイミングが合わず、ひと月近くも玄関ポーチに置いていた苗たち。
それから、あと半分の畑にはサツマイモと枝豆を植える予定。
品種は
サツマイモ『シルクスイート』
枝豆は『湯あがり娘』(何て名前だ)
少し前からYouTubeで畑関連の勉強を始めたが、チャンネル登録した鈴木農園の鈴吉さんが高評価だった為、これらの品種に決めた。
この方の動画、
下記の苗の選び方、他にも土づくりや秋野菜の選び方など年間を通し、説明も非常にわかりやすい。
【夏野菜】苗の選び方 接木苗のメリットと注意点も - YouTube
『湯あがり娘』(これは種)らは未だ準備してないので、偵察に近所のホームセンターへ。
おうち時間でガーデニング人口が増えてるようだけれど、わりと苗の在庫は充実してるようで『シルクスイート』も未だあった。
この近所のホームセンターとは、がん治療で入院していた病棟の窓から見えていた場所だ。
あん時の入院は夏の間3か月間だった。
それまで、スイカなんてたいして好んで食べてたわけでもないのに入院中はよく食べてたな。
もうひとつ、このすぐ近くには大きなショッピングモールがあって、病院からは1キロもない、徒歩で5分もかからない距離だ。
あの頃、そう、スイカ食べたさに外出届出して、そのショッピングモール行ってた。
週1くらいで。
最初は、しゃばの空気が吸える・・って感じでウッキウキで行くんだけれど、帰りは体力が持たなくてタクシーで帰ってた。
1キロもないあの道を。
買い物ごときで疲れ、帰りは、脚が前に進まなかった。
タクシーから降りて病室に戻り、同じ時期に入院していた方と「シャバはまだまだ安心できないね」なんて笑いあったりしたけれど。
あれからもうすぐ3年。
今、こうして以前の生活に戻り、病気をしたことで見直し、身治し。
野菜づくりもそのひとつだ。
今の家と縁が在り、
あの頃の窓枠内の風景が、リアルに生活圏に成った今。
毎日の生活に、
感謝しかない。