子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

生命力と赤色


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(やっぱ、赤だな)

 

 

だいぶ前になるけど、時々行くスタバで、おふたりのお洒落なおばあちゃんを見かけた。

おひとりは、真っ赤なカーディガンに茶色のコットンのオーバーオール、もうおひとりは、アジアンチックなタイダイ柄のワンピースに、真っ赤なスヌードを巻いていた。

おふたり共々、頭は真っ白。

余計に、身に付けてる赤が映え、愛嬌があって清らかな雰囲気があった。

私より先に、店から出ていたおふたり、駐車場の車の前で、まだお喋りしていた。

それぞれの車で、待ち合わせて来たんだろう。

どちらの方の車か、それも真っ赤な軽自動車だった。

 

赤は、若く見せる効力がある。

おふたりのおばあちゃんを見て、私もマネして、赤を身につけていこうと思った。

 

赤というと、色々なイメージが浮かぶが、ほとんど生命力を感じたり、生きていくのに必要なエネルギーが多い。

「お日様」だったり「火」。

「血」。

「赤ちゃん」は

新生児の皮膚の色が赤く見えることからの語源だ。

 

還暦祝いの「赤いちゃんちゃんこ」。

赤には魔除けの意味がある。

そのため、昔は産着に赤色が使われていた。

また、ちゃんちゃんことは、子どもの袖なしの羽織のこと。

還暦には「生まれ直し」という意味がある。

この「赤ちゃんに戻る」ことから、赤色のちゃんちゃんこを贈るという慣習が生まれたようだ。

 

癌になったのは、生きなおしの意味もあると思う。

今までの思い癖がストレスを産み、細胞が癌化したってのもある。

だから、その思い癖を修正する意味で「生きなおし」なのだ。

 

人生の、

見直しと身治し。

 

私は、実年齢では還暦はまだ早いけど、そういう意味で生きなおしなら「赤いちゃんちゃんこ」も、間違いぢゃない。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

「れん見てると生命力、感じる」

会社帰りに寄った友人の家で言われた言葉。

生命力。

いい言葉だ。

 

入院してた時、毎週末、お見舞いに来てくれた友人。

手術後、切腹したお腹を右手でかばい猫背で歩く姿の私も見てるし、放射線治療の副作用の下痢がつらい時も知ってる。

退院して、自宅療養後、会社復帰した私を見て、かけてくれた言葉だ。

 

これから、季節は新緑の季節に移ってくけど、この若芽のグリーンも「生命力」を感じる。

でも、やっぱり私はカラーで言えば赤が「生命力」を感じるな。

エネルギーを感じる。

 

おふたりの元気なおばあちゃんを見て、私も嬉しくなって

私もこれから、赤を意識しよう。

とゆーことで

選んだ2020年度スケジュール帳。

 


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去年から、スケジュール帳を持つようになった。

年度始まり。

病院の日はもちろん。

身体の変化や気づきを書いたりする。

あっ、そうだ、物忘れも防げるな。

ブログもそうだが、何かを書き込むという作業は、思いを整理したり、過去の記録にもなる。

目標を持って、それを達成するためには何をしなきゃとか、計画性も持てるし、意識向上にもつながる。

 

そうして、1日1日を過ごしてく。

 

 

当たり前にくる毎日ってのは

本当は、しあわせなことだ。

 

 

しあわせな予定でたくさん埋まりますように。