子宮頸がん治療回想録とゆるゆるな玄米菜食と日々の暮らし

2020年12月、念願だった中古住宅を手に入れることが出来ました。アラフィフ、シングルのがんサバイバーです。淡々としぶとく生きていく。そんな自分を楽しみながら暮らしていくブログです。

自然災害と病気は永遠のテーマ

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住宅ローンを組む際

火災保険に入らなくてはならないのだけれど、こうゆうものには全く無頓着で知識が無い・・・。

新しい住まいに変わったら、生活の全てを可能な限り、楽天経済圏にしようと思っていたので、『楽天損保』で火災保険を調べたら、新築のみの家が対象で中古住宅は加入できないと知り落胆・・・。

そこで

『ほけんの窓口』へ相談に行った。

一通りの説明を受けて、見積もりを出してもらった。

地震保険もセットにして。家財対象で。

その際、【水害】の保証を付けることにより支払う保険料の差額が7万ほど違う。

水害の内訳は、高潮ってのが入ってるのだけれど、これがイマイチ、どうゆうものか分からなくて、この保証を付けようかどうしようか、本当に迷ってしまった。

この辺りは去年の台風19号で、膝まで水が上がり床下浸水になったお宅もあったらしい。

その日はたまたま満潮と重なり小さな川が溢れたんだろう。

しかし私の購入手続き中の家は盛り土の上に建てられている為、被害は無かったそうだ。

でもなあ・・・悩んだ挙げ句、念には念、水害の保証を付けることにした、金額は37万(火災保険10年と地震保険5年分)

見えないこういったモノや税金にお金を払うのは痛いけど安心には変えられない。

 

 ◇◆◇◆◇◆

職場の派遣社員のフィリピン人のおばちゃんジータが

マニラのもう一つの家が台風で大変な事になったと言う。

フィリピン、台風22号の死者27人に 最悪規模の洪水被害 写真12枚 国際ニュース:AFPBB News

お互い、言葉が100%、理解できないので、よく分からないのだけれど、あちらのマニラの家は賃貸に出しているわけでもなく管理料だろうか、人にお金を払っていたらしい。
「マニラ、カワイソウ、コロナもアル!」
ショックを受けているジータに、私はしょうがないを連呼した。
「しょうがない。あなた子供いる、旦那さんいる、仕事ある、ダイジョウブ!」
そう言って手を組んで祈りのポーズをしてみた。
現在ジータは、こちらで家を買い、家族で生活している。
マニラのその家はひとつの財産としては、残念な事でこれからどうなるのか、どうするのか、わからないけれど。
起きてしまったことは仕方がない。
ジータ一家は今、日本での生活は問題無く送れている。

そこに目を向けるように。
祈りのポーズで、それを伝えたかった。
「ニモツ、ヌレテモ、ダイジョウブ。」
ジータはそう言って、自分自身にも納得させるように何回か頷いていた。


コロナ禍もそうだけれど。
当たり前の生活は、実は当たり前でない。

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購入手続き中の家の歩いてすぐの小さな港。

来年はここから海上花火をみたいなあ。

新しい住まいで、穏やかな日常を送れるように願う。

日頃の感謝を込めて。